3位:山本理仁(東京ヴェルディ)
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】
生年月日:2001年12月12日(20歳)
市場価値:70万ユーロ(約9800万円)
2022リーグ戦成績:15試合出場1得点0アシスト
多彩なキックを繰り出す左足でゲームを作る、東京ヴェルディが育成組織から輩出した司令塔だ。藤田とはジュニアユース時代の同期で、所属クラブの戦いの場こそ上をいかれているものの、Jリーグでの出場試合数や市場価値では山本が上回っている。
東京五輪開幕前に当時のU-24日本代表のトレーニングパートナーにも選ばれたが、ちょうど大スランプに陥っていた時期と被っており、大きなインパクトは残せなかった。だが、今季はそのスランプから完全に脱してヴェルディの中心に君臨している。
世代別代表はU-15時代から常連で、常に同世代の先頭を走ってきた。ヴェルディでは一時期、左サイドバックとして起用されたが、やはり特徴と役割が最もマッチするのはアンカーだろう。精度の高い左足のキックはセットプレーでも威力を発揮する。