大岩剛監督
U-23UAE代表戦
評価:B
全体的に重く、大苦戦を強いられた前半の出来は反省するべきだろう。それでも後半は4-3-3から4-2-3-1気味にし、ビルドアップの形を変更。藤尾翔太の投入も当たり、なんとか2-1勝利をもぎ取ることができた。初戦で得られた収穫と課題を、次戦以降に繋げてほしいところである。
U-23サウジアラビア代表戦
評価:C
初戦からフォーメーションを変更して臨んだが、退場者発生も響きドロー決着。このチームはセンターバックのアクション不足によって中盤が数的不利となる状況が多く起こるが、初戦からその問題はまったく改善できておらず。選手交代も大きな効果をもたらしてはいなかった。唯一評価できるのは、セットプレー時のアイデアプレーといったところだろうか。
U-23タジキスタン代表戦
評価:C
第1戦と第2戦から大幅にメンバーを入れ替え、3-0勝利を収めた。しかし、ボールは自由に動かせるが、どこで崩しのスイッチを入れるかがハッキリせず、“持っているだけの状況”を長く作ってしまったのも事実。格下相手にシュート10本未満という結果は、物足りないと言わざるを得ないだろう。次のU-23韓国代表戦に向け、期待よりも不安の方が大きい。
【了】