サッカー最新ニュース
欧州では2021/22シーズンが閉幕し、まもなく夏の移籍市場が開幕する。各クラブや選手は来る新シーズンに向け、着々と準備を進めている。その中で、昨季限りで契約満了を迎える選手は多い。いわゆる“フリー”の男たちは移籍金がかからないため、もちろん日本のチームも触手を伸ばしやすくなる。そこで今回は、Jリーグのクラブも獲得が可能な5人のフリー選手をピックアップした。(市場価値は『transfermarkt』を参照)。
MF:ポール・ポグバ(フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月15日(29歳)
市場価値:5500万ユーロ(約66億円)
最終所属:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
21/22リーグ戦成績:20試合1得点9アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身のポール・ポグバは、2012年8月にユベントスへ移籍すると才能が開花。抜群の攻撃センスでユベントスの中盤に君臨し、世界中にその名を轟かせた。セリエAで世界最高のMFの1人となったポグバは、2016年8月に1億500万ユーロ(約126億円)の移籍金で約4年ぶりに古巣に復帰した。
しかし、サー・アレックス・ファーガソン監督退任後の低迷したチームでは、セリエA時代のような輝きがみせられていない。タイトルを獲得したのは、16/17シーズンのEFLカップとUEFAヨーロッパリーグ(EL)のみ。度重なる負傷離脱もあり、パフォーマンスには波があり、周囲の期待に全く応えられていない。
ポグバとユナイテッドの契約は今月末までとなっている。移籍先候補には、ユベントスやパリ・サンジェルマン(PSG)が挙がっているが、フリーとなった同選手を欲しがるクラブは多いはず。世界最高峰のMFは、来季どのクラブでプレーするのか。今後の動向に注目が集まる。