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【写真:Getty Images】
板倉滉(背番号4)
ブラジル代表戦:フル出場
評価:A
最終ラインで最も奮闘していたのはこの男だろう。ファウルで止めることも多かったが、ピンチと見れば恐れず果敢に前へ出てネイマールらに対応。そして最後の局面ではよく身体を張り、何度も危険なシュートをブロックしていた。また、長友佑都のカバーリングも的確で、不用意なパスミスやクリアミスを犯すこともなかった。自信のつく90分間になったと言えるはずだ。
長友佑都(背番号5)
ブラジル代表戦:81分 OUT
評価:A
日本代表では不慣れな右サイドバックとして先発出場。対峙したのは今季絶好調のヴィニシウス・ジュニオールだったが、落ち着いた対応を見せほぼ突破は許さず。途中から出てきたガブリエル・マルティネッリに対しても大きく後手を踏むことはなかった。また、後半には巧みなランニングからチャンスを作るなど、そのパフォーマンスは期待以上だったと言っていい。
吉田麻也(背番号22)
ブラジル代表戦:フル出場
評価:B
パラグアイ代表戦に引き続き先発出場。ブラジル代表の猛攻を受ける中、最後の局面では身体を投げ出し、空中戦でも強さを示すなど、ボックス内ではさすがの対応を披露していた。しかし、縦パスを引っかけたり、中途半端なクリアをしたりと、相手に2次攻撃のチャンスを与えることが少なくなかったのはマイナスポイントである。
中山雄太(背番号20)
ブラジル代表戦:フル出場
評価:C
プレミアリーグ屈指のアタッカーであるハフィーニャの多彩な仕掛けに悪戦苦闘し、何度か突破を許す。また、56分にはダニエウ・アウベスを完全にフリーとしてピンチを招いているなど、その守備対応は世界トップレベルの相手に披露するものではなかった。伊藤洋輝の台頭もある中、さらに序列を下げてしまっても不思議ではない出来だ。
山根視来(背番号2)
ブラジル代表戦:81分 IN
評価:出場時間短くなし
長友佑都に代わって81分から右サイドバックとして出場。ハーフスペースに位置し攻撃に厚みをもたらそうとしたが、残念ながらうまくボールが回ってこなかった。
谷口彰悟(背番号3)
冨安健洋(背番号16)
伊藤洋輝(背番号26)
ブラジル代表戦:出場なし
評価:なし