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【写真:Getty Images】
イタリア戦でスーパープレー連発のメッシ
欧州王者イタリア代表と南米王者アルゼンチン代表が激突する「2022フィナリッシマ」が1日に開催され、3-0の勝利を収めたアルゼンチンが初代王者に輝いた。この試合で圧巻のパフォーマンスを披露したのがリオネル・メッシだ。
昨年開催されたユーロ2020(欧州選手権)で優勝を飾ったイタリアと、コパ・アメリカ2021(南米選手権)で優勝したアルゼンチンがロンドンのウェンブリー・スタジアムで激突。試合は前半にFWラウタロ・マルティネスとMFアンヘル・ディ・マリア、後半終了間際にFWパウロ・ディバラがそれぞれゴールを奪ってアルゼンチンが快勝する結果となった。
先発でフル出場したメッシは得点こそなかったものの、アルゼンチンの1点目と3点目のゴールをアシスト。2アシスト以外にも驚異的なボールキープやドリブル、チャンスメーク、独走からのドリブルシュートなど多彩で質の高いプレーは圧倒的だった。
敗れたイタリアの各メディアもメッシには脱帽。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は10点満点で「9」の採点をつけ、「ディエゴ(・マラドーナ)のようだった。止められなかった」と賛辞を送っている。
今季から加入したパリ・サンジェルマンでもリーグ2位のアシスト数を記録して優勝に貢献したメッシ。バルセロナ時代のようにゴールを量産することはなくなったとしても、依然として別格の存在であることは変わらないと言えそうだ。