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【写真:Getty Images】
日本代表久保建英、またしても得点を奪えず
サッカー日本代表は2日、キリンチャレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦し、4-1で勝利した。前半に浅野拓磨と鎌田大地のゴールで2点を先行。59分に1点を返されたものの、三笘薫と田中碧のゴールで突き放した。
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疲労の影響か、足取りが重いパラグアイ代表に対し、日本代表の攻撃陣が躍動した。久保建英は堂安律に代わって71分からピッチに立ったが、不発のまま試合終了のホイッスルを聞いている。
2019年6月9日、久保は18歳5日という若さで日本代表デビューを飾った。それから3年、パラグアイ代表戦が通算16試合目となったが、未だゴールを決められずにいる。
その3年間の間にはU-24日本代表の一員として東京五輪(東京オリンピック)にも出場し、ゴールも決めている。ただ、A代表では重要なタスクを任せられるほどの活躍は見せられていない。伊東純也が得点を量産したのとは対照的に、カタールワールドカップアジア最終予選で久保が先発したのは昨年9月に中国代表戦と、消化試合となった今年3月のベトナム代表戦のみだった。
パラグアイ代表戦で久保がピッチに立ったときには既にスコアは3-1となっており、試合の大勢は決まっていたが、日本代表は追加点を狙っていた。
久保は74分には右寄りの位置からシュートを放つもブロックされた。既に戦意を失いかけていたようにも見える相手に対し、先発した堂安律のような輝きは見せられなかった。もう少し長い時間が与えられていれば結果は変わっていたかもしれないが、悪く言えば空回りに近いものが感じられた。
6月4日に21歳の誕生日を迎える久保にとっては、パラグアイ代表戦が20歳ラストゲームとなった。FC東京からレアル・マドリードに移籍し、18歳で日本代表デビューを果たしてから早3年。久保がさらに大きなプレーヤーに成長するためにも、初ゴールを見たい。
【了】