17位:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月15日
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
2021リーグ戦成績:30試合0得点2アシスト
日本代表通算成績:8試合0得点1アシスト
筑波大学卒業後の2014年に川崎フロンターレへ加入した谷口彰悟は、現在に至るまで同クラブ一筋のキャリアを歩んでいる。2020シーズンからはキャプテンとしてチームを支え続けており、これまで8個ものタイトル獲得に貢献。Jリーグベストイレブンには3度選出されている。積み上げてきた公式戦363試合出場という成績は、中村憲剛、小林悠らに次いでクラブ歴代4位となっている。
Jリーグで活躍を続けながら日本代表にはそれほど縁がなかった谷口だが、森保一監督の元ではコンスタントに招集。吉田麻也、冨安健洋が不在だったFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の中国代表戦とサウジアラビア代表戦では板倉滉とセンターバックコンビを組み、見事2試合ともに相手を完封。7大会連続となるW杯出場に大きく貢献することになった。
そんな谷口のこれまでの最高市場価値は、2019シーズン中に記録した250万ユーロ(約3億円)となっている。しかし、新型コロナウイルス感染拡大による影響もあってその後は下降続き。現在は最高額から1億円ダウンとなる170万ユーロ(約2億円)となっている。30歳という年齢を考えても、ここから再び200万ユーロ超えを果たすのは難しそうだ。