19位:田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
市場価値:150万ユーロ(約1.8億円)
21/22リーグ戦成績:29試合1得点1アシスト(デュッセルドルフ)
2021リーグ戦成績:20試合1得点4アシスト(川崎フロンターレ)
日本代表通算成績:9試合1得点0アシスト
小学生で川崎フロンターレの下部組織に入団した田中碧は、そこから順調にカテゴリーを上げていき、2017シーズンよりトップチームに昇格した。最初の2年間は多くの実力者の壁に阻まれなかなか出場機会を得られなかったが、大島僚太の度重なる負傷離脱があった2019シーズンより出番が大幅に増加。翌2020シーズンには自身初となるJリーグベストイレブンに選出されている。
上記の通り川崎Fで日本屈指のMFへと成長を遂げた田中碧は、昨年夏にドイツのデュッセルドルフへレンタル移籍した。シーズン前半戦はベンチ、あるいは途中出場が少なくなかったものの、後半戦は継続的にスタメンに入るようになり、4月には移籍後初ゴールもゲット。同月下旬には完全移籍への移行、2025年6月末での契約を結んだことが発表されるなど、一定の評価を得ることになった。
その田中の現在の市場価値は150万ユーロ(約1.8億円)。自己最高額が川崎F時代の170万ユーロ(約2億円)なので、そこから少し下落している格好だ。しかし、市場価値の最終更新がデュッセルドルフでやや不安定だった昨年12月であること、また23歳という年齢を考えても、今後金額が回復していく可能性は十分高いと言える。