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Jリーグ 2年前

今すぐ行くべき!? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。ノリに乗る点取り屋に遠藤航の後継者も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:田中聡(湘南ベルマーレ)

田中聡
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年8月13日
2022リーグ戦成績:10試合0得点1アシスト

 日韓ワールドカップが行われた2002年に誕生した田中聡は、AC長野パルセイロU-15を経て湘南ベルマーレU-18に加入。2019年にトップチームに2種登録されると、翌年にはJ1リーグで17試合に出場した。2021シーズンからは正式にトップチームへ昇格。同シーズンはJ1リーグ36試合に出場するなど主力として活躍し、チームの残留に大きく貢献していた。今季はここまでJ1リーグ10試合に出場している。

 田中は中盤だけでなくセンターバックとしてもプレーできる万能型だ。ボールを運ぶ技術とキックの質が高く、相手のプレッシャーを受けても冷静な対応を見せる。そして最大のストロングポイントはなんと言っても攻守におけるデュエルの強さ。自分より体格で勝る相手にも簡単には当たり負けせず、ボールを奪い取る術も熟知している。まさに、中盤の門番である。

 世界に羽ばたいた湘南育ちの選手として真っ先に思い浮かぶのは、やはり遠藤航だ。同選手は今やシュツットガルトの主将にしてブンデスリーガ2季連続のデュエルキング。そして日本代表不動のアンカーである。その遠藤の「後継者」とも称される田中は、偉大な先輩のように世界で活躍する存在へと成長を遂げるのか。確かなのは、それだけのポテンシャルはあることだ。


【了】

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