久保建英 最新ニュース
【写真:Getty Images】
マジョルカで苦戦を強いられた久保
レアル・マドリードからマジョルカへのレンタルを終える日本代表MF久保建英は、来季どのクラブでプレーすることになるのだろうか。スペイン紙『アス』は30日付で、“5度目”のレンタルが濃厚との見方を示している。
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マドリーはリーガエスパニョーラ優勝に続いて、先週末にはチャンピオンズリーグ(CL)でも優勝を飾ってシーズンを終了。現地メディアでは早くも来季のチーム構成が話題となり始めている。
『アス』は今夏の加入や退団が見込まれる選手たちについて論じる中で、久保を含めたレンタル選手の扱いにも言及。「レンタル組の復帰は重要」だとしながらも、具体的な見通しはそれぞれ異なると述べている。
マドリーから他クラブへのレンタルを終えるのは久保のほかDFアルバロ・オドリオソラ(フィオレンティーナ)、FWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)、MFヘイニエル(ボルシア・ドルトムント)。このうちオドリオソラとマジョラルについては「残留の可能性がより高い」と見込まれている。
久保については、「マジョルカで重要度が低下していき、前進は止まってしまった」と厳しい評価。ドルトムントでわずかな出場機会しか得られなかったヘイニエルと同じく、「もう一度レンタルされるのが彼らの未来」だと予想されている。
だがそれでも、最終的にマドリーでプレーする未来が完全に閉ざされるわけではないのかもしれない。久保とヘイニエルについて、「クラブは彼らの爆発を信じ続けている」と期待が失われていないことにも言及されている。
2019年にマドリーに加入して以来、久保は3年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、再びマジョルカとレンタルを繰り返してきた。来季こそはマドリーでプレーするという予想が伝えられたこともあったが、FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得が依然として完了せず外国人枠が空いていないことも含めて、現状は厳しいようだ。
【了】