レアル・マドリード最新ニュース
【写真:Getty Images】
今季でマドリーと契約満了のイスコ
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは、今季限りでの退団を正式に表明した。30日に自身のインスタグラム公式アカウントで別れのメッセージを投稿している。
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近年はマドリーで急激に序列が低下し、2021/22シーズンは公式戦17試合の出場にとどまったイスコ。契約の満了する今季限りでの退団は確実視されていたが、正式に本人からの発表が行われる形となった。
クラブで置かれていた厳しい立場への不満を表すことはなく、最後は感謝の言葉で締めくくった。「このクラブで、子供の頃に抱いていた夢の全てが叶えられた。想像していた以上のタイトルを勝ち取り、最高の選手たちと一緒にプレーし、素晴らしい人々と知り合うことができた」とイスコは綴っている。
またイスコはクラブに加入した当時のことを振り返り、「マドリーが呼んでくれたならノーとは言えないし、言うべきではない。とはいえ、例外はいつもあるものだけど」とコメント。スペインメディアでは、マドリーへの移籍を断ったキリアン・ムバッペへの皮肉だと捉えられている。
現在30歳のイスコはバレンシアでトップチームに昇格し、マラガでの活躍を経て2013年にマドリーへ移籍。9年間で公式戦350試合以上に出場し、3度のラ・リーガ優勝や5度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など数々のタイトルを手にしてきた。
今季CL優勝でシーズンを終えたあと、ブラジル代表DFマルセロも今季限りでマドリーを退団することを表明した。長年の功労者たちが去り、来季に向けてメンバーが入れ替えられていくことになりそうだ。
【了】