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日本代表 2年前

サッカーU-21日本代表、全選手紹介。すでに日本代表経験者も!? U-23アジアカップに参戦、パリ五輪を目指す若き才能たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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藤尾翔太
【写真:Getty Images】



藤尾翔太(ふじお・しょうた)
生年月日:2001年5月2日(21歳)
所属クラブ: 徳島ヴォルティス
主な国際大会出場歴:ドバイカップU-23(2022)

 昨季は6月から育成型期限付き移籍した水戸ホーリーホックで8得点を挙げ、今季も武者修行先の徳島ヴォルティスで主力に定着。いわてグルージャ盛岡戦ではハットトリックを達成するなど着実に成長を遂げている。体を張って前線で起点になり、ゴールに向かえば全力で体を投げ出す。爽やかな顔からは想像できない泥臭さと豊富な得点パターンが藤尾の魅力だ。

細谷真大
【写真:Getty Images】

細谷真大(ほそや・まお)
生年月日:2001年9月7日(20歳)
所属クラブ:柏レイソル
主な国際大会出場歴:ドバイカップU-23(2022)

 トップチーム昇格3年目の柏で主力の座を射止め、コンスタントにゴールを重ねているブレイク中のストライカーだ。ペナルティエリア内での勝負強さのみならず、ボールを失った際の切り替えの早さやプレス強度の高さなどを生かして守備面でもチームに貢献できる。絶え間なくボールを追い回して必死に食らいついていく姿は頼もしい。小さなことには動じない精神的な強さも備える。

鈴木唯人
【写真:Getty Images】

鈴木唯人(すずき・ゆいと)
生年月日:2001年10月25日(20歳)
所属クラブ:清水エスパルス
主な国際大会出場歴:ドバイカップU-23(2022)

 今年1月には日本代表候補合宿にも招集された、Jリーグ内でも注目の逸材だ。高い推進力でボールを運び、自らシュートまで持ち込む形を持っている。地元の小さな公立中学校から名門の市立船橋高校に進んだ珍しいキャリアの持ち主で、高卒1年目から清水エスパルスでリーグ戦30試合に出場して評価を高め、今では絶対的な主軸に。中央でもサイドでも持ち味を発揮でき、ハードワークも苦にしないタフさで前線を駆け回る。

中島大嘉
【写真:Getty Images】

中島大嘉(なかしま・たいか)
生年月日:2002年6月8日(19歳)
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
主な国際大会出場歴:なし

 スキンヘッドかつ筋骨隆々の肉体というインパクト抜群の見た目のみならず、キャラクターの濃さも圧倒的。スケールの大きなセンターFWだ。これまで世代別代表候補となったのはU-18時代のみと他の選手に比べて実績で劣るが、今季はYBCルヴァンカップで4得点を挙げるなど印象的な活躍を続けてU-21日本代表に選ばれた。猛烈な勢いでステップを駆け上がり、Jリーグを席巻するライジングスターが日本をアジアの頂点に導くか。

【了】

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