攻撃的MF
【写真:Getty Images】
山田楓喜(やまだ・ふうき)
生年月日:2001年7月10日(20歳)
所属クラブ:京都サンガF.C.
主な国際大会出場歴:なし
5月上旬の合宿でU-21日本代表候補に初めて招集され、今大会は追加招集で出場のチャンスをつかんだ。かつては王様タイプのテクニシャンとして知られていたが、プロ2年目の昨季までは京都サンガF.C.でリーグ戦出場ゼロ。それでも腐らず、曺貴裁監督の指導を受けて攻守にわたるハードワークを身につけたことにより、今季は出番を増やしてきた。成長が理想的な形で成果に結びつきつつある。
【写真:Getty Images】
佐藤恵允(さとう・けいん)
生年月日:2001年7月11日(20歳)
所属クラブ:明治大学
主な国際大会出場歴:なし
今大会に出場するメンバーの中で、唯一の大学生。実践学園高校時代は全くの無名選手だったが、明治大学進学後に台頭して世代別代表まで上り詰めた。コロンビア人の父親を持つハーフでもあり、高い身体能力を生かした縦への推進力で攻撃に厚みをもたらす。昨年10月にAFC U-23アジアカップ予選でU-22日本代表に選ばれた際は「今までやってきたことは間違いじゃなかった」と喜びを隠さず。本大会出場権獲得にも大きく貢献した。
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斉藤光毅(さいとう・こうき)
生年月日:2001年8月10日(20歳)
所属クラブ:ロンメルSK(ベルギー)
主な国際大会出場歴:AFC U-19選手権(2018)、U-20W杯(2019)、ドバイカップU-23(2022)
横浜FCの育成組織時代から飛び級で上の世代の代表チームに選ばれ、世界大会も経験してきた。2021年からはベルギーに活躍の場を移し、パリ五輪世代随一のタレントとして大きな期待を背負う。今年2月下旬に長期離脱から復帰し、徐々に調子を上げてきた。ベルギー2部ロンメルSKでの今季終盤はウィングで起用され、復帰後のリーグ戦7試合で2得点1アシスト。本人はストライカーとしての意識を高めており、高度なドリブルスキルのみならず、得点に直結する相手ディフェンスラインの背後への動き出しにも磨きをかけている。
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三戸舜介(みと・しゅんすけ)
生年月日:2002年9月28日(19歳)
所属クラブ:アルビレックス新潟
主な国際大会出場歴:AFC U-16選手権(2018)、U-17W杯(2019)
5月上旬のU-21日本代表候補合宿は追加招集だったが、そこでのアピールが実ってAFC U-23アジアカップに向けたメンバー入りを勝ち取った。大岩監督も「当然、期待する選手の1人」と高く評価している。アルビレックス新潟では主に右ウィングとしてプレーしているが、候補合宿ではインサイドハーフでも試された。得意とするサイドに限らず複数ポジションでの起用が想定されているのかもしれない。