守備的MF
【写真:Getty Images】
松岡大起(まつおか・だいき)
生年月日:2001年6月1日(21歳)
所属クラブ:清水エスパルス
主な国際大会出場歴:トゥーロン国際大会(2019)
サガン鳥栖でクラブ史上初となる高校3年生でのトップチーム昇格を果たし、早くから大きな期待を背負ってきた中盤の指揮者。2019年には飛び級でU-22日本代表に選ばれ、高卒1年目の2020シーズンには絶対的な主力として君臨。今季は清水でやや出番を減らしているが、ピッチに立てば中盤の底から的確なパスさばきでゲームを作り、ハードなタックルもいとわない守備でチームを引き締める。今年1月には日本代表候補に選出されており、間違いなくパリ五輪世代の中心を担っていく逸材だ。
【写真:Getty Images】
山本理仁(やまもと・りひと)
生年月日:2001年12月12日(20歳)
所属クラブ:東京ヴェルディ
主な国際大会出場歴:ドバイカップU-23(2022)
一時期の不振を脱し、左利きのアンカーとして大きく飛躍しつつある。精度抜群の左足から繰り出すキックは、セットプレーの際にも重要な武器になりそう。クラブでは左サイドバックなども経験したが、備えている特徴を踏まえれば中盤センターが最適なポジションだろう。高校3年生の頃から東京ヴェルディのトップチームで公式戦出場を重ねており、今年5月には早々とJ2通算100試合出場を達成した。
【写真:Getty Images】
藤田譲瑠チマ(ふじた・じょえるちま)
生年月日:2002年2月16日(20歳)
所属クラブ:横浜F・マリノス
主な国際大会出場歴:U-17W杯(2019)、ドバイカップU-23(2022)
20歳にしてJリーグで3クラブを渡り歩いてきた東京ヴェルディ産の逸材は、今季加入の横浜F・マリノスでチームに欠かせない存在となりつつある。周囲の状況やプレー、自らの判断などを細かく言語化できるインテリジェンスが光り、それを即座にピッチ上でパフォーマンスに反映できるのが強み。年上の選手にも物怖じせず、どんな環境でも自分からリーダーシップを取っていけるパーソナリティも魅力だ。
【写真:Getty Images】
松木玖生(まつき・くりゅう)
生年月日:2003年4月30日(19歳)
所属クラブ:FC東京
主な国際大会出場歴:ドバイカップU-23(2022)
令和の高校サッカーキングは、プロの舞台でも大きな存在感を発揮している。青森山田高校からFC東京に加入した今季、早くもチームの主力となった。最近では得点に対する意識が格段に高まっており、中盤から試合を組み立てるだけでなく、ゴール前に飛び込んで積極的にシュートを狙う。目標設定が高く、強靭なメンタリティでどんな状況や立場でも折れない心も武器の1つ。年上の選手たちに混ざっても気後れは一切ない。