UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース
【写真：Getty Images】
ベンゼマ、サラー、マネが有力候補に
欧州チャンピオンズリーグ（CL）決勝のリバプール対レアル・マドリード戦が現地時間28日に行われる。この試合の結果や各選手の活躍ぶりが、今年度のバロンドール選定も大きく左右することになりそうだ。
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バロンドールは欧州のシーズンに合わせた“秋春”で選出が行われる方式に変更され、今年度は受賞者決定が従来の12月ではなく夏に前倒しされた。カタールワールドカップは対象期間に含まれないことになり、クラブでの活躍が評価される比重が大きく高まると考えられる。
スペイン紙『スポルト』は、CL決勝を戦う両チームから3人の選手が今年のバロンドールを争うと予想。マドリーのFWカリム・ベンゼマ、リバプールのFWモハメド・サラー、サディオ・マネを候補に挙げている。
ベンゼマは今季リーガエスパニョーラで得点王に輝き、CLでも得点王がほぼ確実。公式戦45試合で44ゴール15アシストと驚異的な数字を残しており、マドリーが欧州王者に戴冠すればバロンドール受賞はほぼ確実と予想されている。
だがリバプールが優勝したとすれば、前線の“二枚看板”のどちらががバロンドールの最有力候補となるかもしれない。サラーはプレミアリーグでソン・フンミン（トッテナム）と並んでの得点王を獲得。マネはクラブでの得点数はサラーより少ないとはいえ、アフリカ・ネーションズカップでセネガル代表を初優勝に導いたことが大きな評価材料となる。
『アス』紙ではこの3人に加えて、マドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールもバロンドール候補の一人として言及。クラブでの得点数はリーガでもCLでもベンゼマに及ばないが、決勝で大きな活躍を見せたとすればチャンスはゼロではないと見込まれている。
ブンデスリーガ得点王のロベルト・レバンドフスキ（バイエルン・ミュンヘン）、リーグアン得点王のキリアン・ムバッペ（パリ・サンジェルマン）などもバロンドール候補として名前を挙げられる選手たち。だがCL決勝を戦えないことはやはり大きなマイナス点となるかもしれない。
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