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【写真:Getty Images】
ファビーニョ(ブラジル代表/背番号3)
生年月日:1993年10月23日
21/22欧州CL成績:12試合1得点0アシスト
中盤の底に君臨するファビーニョは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)全試合に出場。準決勝2ndレグのビジャレアル戦では、62分に反撃の狼煙となるゴールを決め、逆転勝利に大きく貢献した。
的確なポジショニングでチーム全体のバランスを取り、高い危機感知能力で相手の攻撃の芽を摘み取る。ボール奪取後は瞬時に前線へ配球するなど、攻守において同選手は欠かせない存在となっている。
ファビーニョは第33節のアストン・ビラ戦で負傷。以降は戦線を離れていたが、現在は全体トレーニングに復帰している。シーズンを通して出場し続けていた同選手にとって、この負傷離脱はいい休養となっただろう。現地28日に行われる決勝戦では、この男の活躍に期待したい。
【写真:Getty Images】
ジョーダン・ヘンダーソン(イングランド代表/背番号14)
生年月日:1990年6月17日
21/22欧州CL成績:11試合1得点2アシスト
リバプールの象徴、ジョーダン・ヘンダーソンは圧巻のキャプテンシーでクラブ史上最強とも言えるチームをまとめ上げ、FAカップとEFLカップ(カラバオカップ)の2冠に貢献。さらに、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に導いている。
広い視野でピッチ全体を把握するヘンダーソンは、DF間を通す鋭いスルーパスや逆サイドへのダイレクトパスでチャンスを演出。常にチームを鼓舞し続け、献身的な守備で攻守に貢献する。
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントでスタメン出場したのは、準々決勝2ndレグのベンフィカ戦と準決勝1stレグのビジャレアル戦のみ。その他の試合は途中出場となっていたが、ヘンダーソンはチームに欠かせない。決勝戦ではスタメンに名を連ねるだろう。
【写真:Getty Images】
ナビ・ケイタ(ギニア代表/背番号8)
生年月日:1995年2月10日
21/22欧州CL成績:9試合1得点2アシスト
卓越したドリブルとパススキルで攻撃にアクセントをつけるナビ・ケイタは、シーズンを重ねるごとに出場機会が増加。チアゴ・アルカンタラら主力メンバーと遜色ない活躍をみせていた。
ナビ・ケイタは上記した攻撃能力だけでなく、高いボール奪取能力や球際で強さをみせる。攻守両面に貢献する万能型MFだ。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグでは負傷もあり3試合の出場に留まったが、決勝トーナメントでは全試合に出場。準決勝2ndレグのビジャレアル戦では3点目をアシストし、逆転勝利に貢献している。FAカップ決勝ではチアゴが負傷。同選手は既にトレーニングに復帰しているが、完調するかはわからない。万全の状態のケイタがスタメン出場する可能性は高いだろう。