FW
【写真:Getty Images】
フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ代表/背番号15)
生年月日:1998年7月22日
21/22リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト
レアル・マドリードのこれからを担っていけるであろう選手の1人だ。特長は無尽蔵のスタミナを装備している点と非凡なフィジカル&走力を活かした縦への凄まじい推進力。また、マドリーでは中盤だけでなく、ウィング、さらには右サイドバックでも起用されているなど、高いユーティリティー性もある。様々な部分でチームに貢献できる、貴重なピースと言えるだろう。
右WGは後半戦絶好調だったロドリゴ・ゴエスという選択肢もあるが、カルロ・アンチェロッティ監督が決勝に向けたインタビューで「4-3-3だが、時には4-4-2になる」と話していた。そのためロドリゴはスーパーサブ的な扱いで、より守備で貢献できるウルグアイ代表MFがスタートからピッチに立つと予想する。ビッグイヤー獲得に、どこまで貢献できるか大いに注目だ。
【写真:Getty Images】
カリム・ベンゼマ(フランス代表/背番号9)
生年月日:1987年12月19日
21/22欧州CL成績:11試合15得点2アシスト
2021/22シーズンにおいて最も印象的な活躍を披露してきた男は、レアル・マドリードのエースと言っても過言ではないだろう。今季ラ・リーガでは32試合で27得点を奪取と爆発し、2位イアゴ・アスパスに9点差をつけて見事自身初となる得点王を獲得。スーペルコパでも2試合で2得点1アシストと結果を残し、チームに2年ぶり12度目となる優勝をもたらしていた。
そしてチャンピオンズリーグ(CL)である。背番号9はここまで11試合に出場して15得点2アシストの成績を残しており、得点王の座をほぼ確実なものとしている。パリ・サンジェルマン(PSG)戦、チェルシー戦、そしてマンチェスター・シティ戦と驚異的な決定力を発揮し、厳しい状況にあったチームを救ってきたのは記憶に新しいだろう。当然、決勝でもゴールに期待がかかる。
【写真:Getty Images】
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表/背番号20)
生年月日:2000年7月12日
21/22欧州CL成績:12試合3得点7アシスト
昨季までは決定的なシーンでのクオリティー不足が目立ち、批判の的となることも多かった。しかし、迎えた2021/22シーズンはその雑音をかき消すほど覚醒。序盤戦から絶好調ぶりをアピールすると、その状態を維持したままシーズンを駆け抜け、最終的にラ・リーガでは35試合で17得点13アシストという驚異的な成績を残し、2季ぶり35回目の優勝に大きく貢献することになった。
もちろん活躍の場はラ・リーガだけに留まらない。ここまでの全12試合で10得点に直接関与しているなど、世界最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグ(CL)でも存在感を誇示している。とくにエースFWであるカリム・ベンゼマとの相性は最高で、多くのクラブにとってその破壊力は脅威となってきた。ノリに乗るブラジルの若きアタッカーは、リバプール相手にも力を証明するか。