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【写真:Getty Images】
マルキーニョスはウルブスと合意済みか
アーセナルは期待の新星を手に入れるどころか、補強禁止処分を下される危険すら出てきたのかもしれない。サンパウロのFWマルキーニョス獲得に向けた動きが予想外の展開を迎えている。
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現在19歳のマルキーニョスはサンパウロで活躍する期待の若手選手。今月中旬には350万ユーロ(約4億7000万円)前後の移籍金でアーセナルへ移籍する可能性が高くなったという報道が伝えられていた。
だが英紙『デイリー・メール』が伝えたところによれば、そのマルキーニョスに関してまさかの事実が判明したとのこと。ウルヴァーハンプトン(ウルブス)との間で、すでに今夏の加入に向けた仮契約のサインが交わされていたという。
サンパウロはマルキーニョスが16歳だった2019年に、2024年までの5年契約を交わした。だが国際サッカー連盟(FIFA)では18歳未満の選手との契約を最長3年間までしか認めておらず、2022年以降の契約は無効の扱いになるとみられている。
マルキーニョスとサンパウロとの契約は今年7月で満了ということになり、ウルブスは満了後に同選手をフリー契約で獲得する仮契約を交わしていた。だがサンパウロはわずかでも移籍金を手に入れるため契約期間中にアーセナルに接触し、売却に向けた交渉を進めたとのことだ。
ウルブスはサンパウロ、アーセナル、選手に対して法的措置を取ることも検討しているようだ。英紙『ミラー』は、場合によってはアーセナルに補強禁止処分が下される結末もあり得るという見通しを示している。
【了】