1位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
21/22リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:27試合1得点2アシスト
アビスパ福岡の下部組織出身である冨安健洋は高校3年時にトップチーム昇格。その後、元日本代表DF井原正巳監督の指導を受け着実に成長すると、2018年冬にシント=トロイデンに移籍した。ベルギーの地でも存在感を示した冨安は、そのわずか1年半後にボローニャへステップアップ。ここでも主力として活躍し、評価を高めることになった。
その冨安は昨年夏、サイドバックの補強を望んでいたアーセナルに移籍している。初のビッグクラブ、さらに世界最高峰のプレミアリーグ初挑戦という難しい条件が揃いながらも、冨安はピッチ上でハイパフォーマンスを披露し、すぐにレギュラーに定着。右だけでなく、左サイドでも非凡なプレーを披露した。怪我による離脱が多かったのも事実だが、それでも現地からも高い評価を得るなど、素晴らしい1年を過ごしたと言えるだろう。
冨安の市場価値は下がることを知らない。海外へ飛び出してから上昇続きで、ボローニャ在籍時に2000万ユーロ(約24億円)に到達している。そしてアーセナルに移籍してからさらに上がっていき、現在は自己最高、日本人選手としても最高となる2500万ユーロ(約30億円)という金額がついている。まだ23歳と若い冨安は、今後どこまで価値を高めていくのだろうか。
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