3位:南野拓実(リバプール/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月16日
市場価値:1200万ユーロ(約14.4億円)
21/22リーグ戦成績:11試合3得点0アシスト
日本代表通算成績:38試合17得点8アシスト
幼少期から非凡な才能を示していた南野拓実は、中学校入学と同時にセレッソ大阪の下部組織に入団。2013年にトップチームへ昇格し、同シーズンはJ1で29試合5得点5アシストの成績を残した。2015年には活躍の場をザルツブルクへ。最終的にオーストリアの地では4年間を過ごすことになり、公式戦199試合で64得点43アシストを記録することになった。
そして2019年の冬、ザルツブルクでの活躍が評価された南野は、イングランドの名門リバプールへ移籍。モハメド・サラーやサディオ・マネ、ディオゴ・ジョタら強力なFWを擁するチームにおいてここまで満足いく出場機会を得られているとは言い難いが、それでもピッチに立てば高確率でゴールをゲットするなど、存在感が全く消えているわけではない。今季はFAカップのベストイレブンにも選出されている。
世界最高峰のクラブでしのぎを削る南野の市場価値は現在、1200万ユーロ(約14.4億円)となっている。これまでの最高がザルツブルクに所属していた当時の1250万ユーロ(約15億円)なので、そこからは少し下落した格好だ。しかし、南野はまだ27歳。リバプールではなかなか難しいかもしれないが、まだまだ自身の価値を高めていけるだろう。