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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(後編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:久保建英(日本代表/マジョルカ)

久保建英
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日
バルセロナ在籍時成績:公式戦0試合出場/0得点0アシスト

 2011年、10歳の時にバルセロナの下部組織に入団。アレビンCでプレーを始めた久保建英は、2013年に地中海カップU-12トーナメントで大会得点王&MVPを獲得するなど、異国の地でもその能力の高さを示した。2014年にはインファンティルAでプレー。着実に成長を果たしていた。しかし2014年4月、バルセロナが18歳未満の外国人選手獲得・登録に違反したことにより久保の公式戦出場停止処分が続き、レフティーは2015年に日本へ帰国することを決断。トップチーム昇格を果たす夢は、まさかの形で途絶えた。

 日本へ復帰を果たした久保は、2017年にFC東京とプロ契約を結び、その後同チームや横浜F・マリノスでプレー。まだ10代の若者はJリーグの舞台でも持っていた才能を存分に発揮し、日本中を大いに沸かせた。そして、昨年6月にバルセロナの永遠のライバルであるレアル・マドリーへ移籍。プレシーズンツアーのメンバーにも帯同し、トップチームでのプレーも経験。19/20シーズンはレンタルという形で過去にMF家長昭博なども在籍したマジョルカに加入。翌年のシーズンをビジャレアルとヘタフェでプレーすると、今季再びマジョルカでプレーすることとなった。

 今季はリーグ戦28試合に出場するも、得点という形で結果を残すことが出来ず、わずか1得点1アシストに留まった。2022年夏にマジョルカへのレンタル移籍の契約が満了し、来季の行き先が注目されている。

【了】

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