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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(後編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:セルジ・サンペール(スペイン/ヴィッセル神戸)

セルジ・サンペール
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月20日
バルセロナ在籍時成績:公式戦13試合出場/0得点2アシスト

 2001年、6歳の時にバルセロナのスクールに入団。そこから下部組織の各カテゴリーを順調にステップアップしたセルジ・サンペールは、各年代別スペイン代表にも名を連ねるなど「グアルディオラ二世」と称された。各年代でキャプテンも務めるなどその才能を高く評価されていたサンペールは、2013年にバルセロナB昇格を果たす。その翌年にはチャンピオンズリーグ(CL)で出場機会を与えられ、トップチームデビュー。クラブの将来を担う存在として、期待されていた。

 しかし、その後は苦難が続く。トップチームデビュー以降なかなか出番が訪れず、2016年にグラナダへレンタル移籍するも、クラブは2部降格。その翌年にはラス・パルマスへ期限付きで加入するものの、大怪我を負い、リーグ戦出場はわずか2試合に留まった。そして2019年3月、バルセロナとの契約を解消し、ヴィッセル神戸に加入。Jリーグ参戦1年目は徐々に本来の力を発揮し、リーグ戦24試合に出場。しかし、今季は序盤に前十字靭帯を損傷したことで、今季の残された試合に出場することは非常に厳しくなってしまった。

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