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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(後編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アダマ・トラオレ(スペイン/ウォルバーハンプトン)

アダマ・トラオレ
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年1月25日
バルセロナ在籍時成績:公式戦21試合出場/1得点4アシスト

 2004年、8歳の時にバルセロナの下部組織に入団。そこから9年後の2013年にはバルセロナBへの昇格を果たし、同年11月にトップチームデビュー&チャンピオンズリーグ(CL)出場を飾った。2014年にはUEFAユースリーグ優勝を経験。大会のベストイレブンに選出されるなど活躍を見せたアダマ・トラオレは、バルセロナの将来を担う逸材として、大きな注目を集めていた。

 しかし、当時のバルセロナにはリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSN”がおり、技術的にそこまで優れているわけでもなかったトラオレは、トップチームでの出場機会をそう簡単に与えてもらえなかった。そして2015年にアストン・ビラ移籍を決断。その後、ミドルスブラ在籍を経て、2018年にウォルバーハンプトンへと渡る。そして、2022年1月にはローン移籍で念願のバルセロナ復帰を果たす。しかし、思うような結果を残すことができず、ウスマンヌ・デンベレの控えに回るようになることが増えた。2022年6月にバルセロナとの契約満了を迎えることになり、バルセロナでの活躍はもう見れそうになさそうだ。

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