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100億円億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は5月23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
20位:ジュード・ベリンガム(ドルトムント/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
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生年月日:2003年6月29日
市場価値:7500万ユーロ(約90億円)
21/22シーズン成績:32試合3得点8アシスト
16歳という異例の若さでバーミンガムのトップチームデビューを飾ったジュード・ベリンガムは、プロ1年目から公式戦44試合に出場するなど瞬く間に絶対的な主力に定着した。多くのビッグクラブがこの活躍に目を付け、シーズン終了後の20年夏にドルトムントが完全移籍で獲得。既にイングランド代表の常連となっており、同世代の選手で屈指の才能の持ち主と期待されている。
卓越したボールコントロールとドリブルテクニックの持ち主で、狭いエリアでボールを受けても輝ける選手だ。近年はチャンスメイクの意識と質も高まっている。また、守備でも長い手足を活かしたボール奪取をみせ、攻守に渡ってチームに貢献できる完成度の高いプレイヤーだ。
2021/22シーズンはキャリア最高のシーズンを送ったと言っても過言ではない。前述した通りチャンスメイクの意識と質が高まったことでアシスト数が急上昇。ブンデスリーガだけで8アシスト、全公式戦では14アシストと、デビュー以降のシーズンで記録した累計のアシストの2倍以上を今季だけで記録した。
こうした活躍からベリンガムの市場価値は上昇を続けている。ドルトムントに加入したタイミングでは2700万ユーロ(32.4億円)の価値だったが、2シーズンを戦い終えた現在は7500万ユーロ(約90億円)まで価値を伸ばしている。まだ18歳と伸びしろは十分にあり、近い将来にも1億ユーロ(約120億円)の大台を超えることは確実だろう。