DF
DF:ラファエル・マルケス(メキシコ代表)
生年月日:1979年2月13日(当時27歳)
2005/06シーズンCL成績:8試合出場/0得点1アシスト
184cmという体格はそこまで大柄ではなく、身体能力で秀でているタイプではなかったが、この時代では数少ない「配給能力に秀でたDF」だった。その足下の技術の高さから、プレースキッカーを任されることもあった。一列前のポジションでプレーすることもあったが、このシーズンではプジョルとセンターバックでコンビを組んでいる。
03年夏にASモナコから加入後、7年間にわたってプレーした。メキシコ代表としても長年プレーし、これまで3人しかいないFIFAワールドカップ5大会出場という記録も持っている。
DF:カルレス・プジョル(スペイン代表)
生年月日:1978年4月13日(当時28歳)
2005/06シーズンCL成績:12試合出場/0得点0アシスト
前述の2人同様、プジョルもラ・マシア出身である。引退したルイス・エンリケの後を継いで04年にキャプテンに就任すると、チームはそこからリーグ連覇を達成。13/14シーズンに引退するまでバルセロナ一筋を貫いたバンディエラだった。
身体を投げ出して相手を止め、時にはカードを覚悟でファウルを犯す。相手からしたらいやらしい、味方からすればこれほど頼もしいDFはいない。まさに闘将の名がふさわしい選手だった。