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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(前編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:クリスティアン・テージョ(スペイン/ベティス)

クリスティアン・テージョ
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年8月11日
バルセロナ在籍時成績:公式戦86試合出場/20得点14アシスト

 2002年、11歳の時にバルセロナの下部組織に入団。2008年にはエスパニョールへの移籍を経験するも、2010年に再びバルセロナBへ加入し、その2年後には怪我人が続出していたトップチームから声がかかる機会も増え、同年1月にトップチームの公式戦初出場を記録している。その後もトップチームに帯同し続けた同選手は、2013年に契約を2018年6月末まで延長。2014年のコパ・デル・レイ、レバンテ戦ではハットトリックも記録するなど、名手が多く揃うバルセロナでも結果を残した。

 しかし、より多くの出場機会を求めたクリスティアン・テージョは、2014/15シーズンにポルトへのレンタル移籍を決断。新天地1年目はリーグ戦25試合で7得点8アシストとまずまずの成績を収めた。だが、2年目は不振に陥ると、シーズン途中にフィオレンティーナへ期限付きで移籍。イタリアでは2シーズンプレーし、まずまずの成績を収めていたが、その後バルセロナに戻ることはなく、2017年にベティスへ完全移籍で加入。現在も主力として活躍を続けており、21/22シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝に貢献した。

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