12位:ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年12月8日
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
21/22シーズン成績:30試合13得点6アシスト
リバプールの下部組織出身のラヒーム・スターリングは、17歳でトップチームデビュー。ブレンダン・ロジャーズ監督の下、ルイス・スアレス、ダニエル・スターリッジとSASを形成し、13/14シーズンにはプレミアリーグ優勝まであと1歩に迫った。リバプールの未来を担うと期待されていたが、2015年7月にマンチェスター・シティへ移籍。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で数々のタイトル獲得に貢献している。
スターリング最大の武器は、抜群のスピードを活かしたドリブルだ。トップスピードに乗ったこの男を1人で止めることは容易ではない。マンCに加入以降は、グアルディオラ監督の下で決定力やチャンスメイク力、さらに戦術理解度が向上。守備も怠らない献身性も身に着け、世界屈指のプレイヤーへと成長を遂げた。
21/22シーズンはジャック・グリーリッシュの加入もあり、スターリングのチーム内での立場は危ぶまれた。しかし、グリーリッシュがグアルディオラ監督のサッカーへの適応に苦しんだこともあり、背番号7はリーグ戦30試合に出場。奇跡的なプレミアリーグ連覇に大きく貢献した。
マンCに欠かせない存在であることは間違いないが、近頃はトップパフォーマンスをみせられていない。19/20シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦20得点をマーク。市場価値は自己最高の1億6000万ユーロ(約192億円)を記録したが、翌年には1億1000万ユーロ(約132億円)、現在は8500万ユーロ(約102億円)まで下落している。