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世界最高額は誰だ?サッカー選手市場価値ランキング11位~15位。スペインの至宝が登場! ベルギーの怪物の順位は?【2022年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ロメル・ルカク(チェルシー/ベルギー代表)

ルカク
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年5月13日
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
21/22シーズン成績:26試合8得点1アシスト

 09/10シーズンにわずか16歳でベルギーリーグ得点王に輝いたロメル・ルカクは、2011年8月にチェルシーに引き抜かれるも苦戦。加入後はレンタル移籍を繰り返し、マンチェスター・ユナイテッド、インテルへと移籍した。すると、セリエAで復活。20/21シーズンにはリーグ戦24得点を挙げる活躍でインテルを11年ぶりのスクデット(セリエA優勝)獲得に導き、2021年8月に1億1300万ユーロ(約136億円)でチェルシーに復帰した。

 身長191cm・体重94kgと大柄ながらルカクは抜群のスピードを誇る。トップスピードでゴールに向かうこの男はまさに重戦車だ。空中戦は言うまでもなく最強。さらに、味方を活かすポストプレーも抜群だ。この男が相手DFにフィジカルで負けることはまずない。強靭なフィジカルを活かした高いキープ力でボールを収め、正確なパスでチャンスを演出できる。

 約7年ぶりに古巣に復帰したルカクには、セリエAでのように得点を量産する活躍が期待されていた。しかし、その期待を裏切る結果となってしまった。復帰戦となった第2節のアーセナル戦で1得点、第4節のアストン・ヴィラ戦で2得点を決めるなどスタートは上々だった。だが、その後はリーグ戦8試合連続無得点。負傷もありパフォーマンスは徐々に落ちていき、リーグ戦26試合8得点という結果に終わってしまった。

 21/22シーズンの低調なパフォーマンスにより、ルカクの市場価値は下落。インテル在籍時に1億ユーロ(約120億円)まで上昇した市場価値は、現在8500万ユーロ(約102億円)まで落ちている。来季も今季と同じような結果となれば、市場価値はさらに下落し、チェルシーでの立場も危うくなるだろう。

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