DF:マレク・ヤンクロフスキ(チェコ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1977年5月9日(当時30歳)
2006/07シーズンCL成績:13試合出場/0得点0アシスト
母国のバニーク・オストラヴァでプロデビューを果たし、2005/06シーズンよりミランでプレーしている元チェコ代表DF。当初同選手はボランチを本職としていたが、カルロ・アンチェロッティ監督の下でサイドバックにコンバートされると、新たな才能が開花。積極的な攻め上がりと正確な左足のキックで幾度となく効果的なプレーを発揮し、ミランの左サイドを活性化させた。
アンチェロッティ監督率いるミランに欠かせぬ存在として活躍したマレク・ヤンクロフスキは、2006/07シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で全13試合に出場するなどチームのビッグイヤー獲得に大きく貢献。その後もミランの黄金期を支え続けたヤンクロフスキであったが、怪我にも悩まされるようになり、2012年2月に古巣のバニーク・オストラヴァで現役を引退している。
DF:マッシモ・オッド(イタリア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1976年6月14日(30歳)
2006/07シーズンCL成績:7試合出場/0得点1アシスト
ミランの下部組織出身である元イタリア代表DF。トップチーム昇格後はなかなか出場機会に恵まれず様々なクラブへのレンタル移籍を繰り返すが、2002年に加入したラツィオで才能を開花させると、コッパ・イタリア制覇などに貢献。2006年、ドイツワールドカップに挑むイタリア代表メンバーにも選出され、アッズーリの一員として世界一を経験している。
その活躍を高く評価したミランはマッシモ・オッドを2007年1月に完全移籍で獲得。その後は当時36歳だったカフーなどと激しいポジション争いを繰り広げながらも、2006/07シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントの全試合に出場。リバプールとの決勝でも右サイドバックとしてフル出場を果たしており、ビッグイヤー獲得に貢献している。