サッカー最新ニュース
【写真:Getty Images】
トルコ1部リーグ10年ぶりとなる1試合5得点をバロテッリが記録
トルコ1部リーグ最終節、アダナ・デミルスポル対ギョズテペが現地時間22日に行われ、ホームのアダナ・デミルスポルが7-0と大差で快勝した。元イタリア代表のマリオ・バロテッリは驚異の5得点を決め、チームの勝利に大きく貢献した。その中でも5得点目が驚がくで、世界中で話題になっている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】
チームは前半を5-0で折り返すと、バロテッリは61分にも追加点を決め、大量リードの状態で試合を進めていく。そして、71分にその瞬間がやってくる。相手ペナルティーエリアの5mほど離れた場所から、ボールを持ったバロテッリがドリブルを始める。エリア内に侵入すると、バロテッリは素早いシザースで相手を抜きにかかる。そして、一瞬生まれた隙を突いて縦方向に抜けた。
誰も予想していなかったのはバロテッリが選択したシュートだった。相手GKは左足でシュートを打ってくるはずだと思ったに違いないが、バロテッリはラボーナでゴールを狙った。相手GKはタイミングをずらされ、ボールは伸ばした足のわずか先を転がっていった。
まるでフットサルのプレーを見ているかのようであった。もし失敗しようものなら、批判は免れなかったが、それをやってのける度胸を持つのがバロテッリである。芸術的なゴールでシーズンを締めくくったバロテッリに、アダナ・デミルスポルサポーターは満足した状態でスタジアムを後にしたに違いない。