2位:1試合1ゴール以上のペースで得点を量産する「怪物」
【写真:Getty Images】
FW:アーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー代表)
生年月日:2000年7月21日
市場価値:1億5000万ユーロ(約180億円)
21/22シーズン成績:24試合2得点8アシスト
当時モルデを率いていたオレ・グンナー・スールシャールの下で台頭したアーリング・ブラウト・ハーランドは、当時から圧倒的な得点力を誇っていた。その後、在籍したザルツブルクとドルトムントでもハイペースでゴールネットを揺らし、2022/23シーズンより父もプレーしたマンチェスター・シティへと移籍することが発表されている。
194cmと大柄なハーランドは圧倒的なフィジカルとパワーを武器としている。怪我が多いのは気になる点だが、シュートの威力と精度は世界トップクラスであり、超一流のGKでも芯に当たったシュートを止めることは困難だ。
2021/22シーズンは開幕から怪我に悩まされるシーズンとなったが、それでもブンデスリーガでは24試合で22ゴール8アシストと圧倒的な活躍を披露した。ドルトムントでは通算89試合(出場時間は7215分)で86ゴールを記録しており、90分あたりに換算すると84分に1ゴールのペースで得点を量産したということになる。
こうした活躍からハーランドの市場価値は上昇を続けている。シーズン開幕時点では1億3000万ユーロ(約156億円)だったが、シーズンが終了した現在は1億5000万ユーロ(約180億円)に達している。1試合1ゴール以上のペースで得点を量産する「怪物」は、ジョゼップ・グアルディオラという稀代の名将の下でどのような成長を見せるのだろうか。