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左からロベール・ピレス、ジウベルト・シウバ、パトリック・ヴィエラ、フレドリク・リュングベリ【写真:Getty Images】
MF:ジウベルト・シウバ(ブラジル代表)
生年月日:1976年10月7日(当時27歳)
2003/04リーグ戦成績:32試合出場4得点
派手なプレーでスタジアムを沸かせるタイプではないが、いなければ非常に困る選手だ。堅実なプレーでチームに安定感をもたらし、危険なエリアを察知して先回りすることができる。ヴィエラとの連係も抜群で、このダブルボランチは当時世界最高のコンビだった。
MF:パトリック・ヴィエラ(フランス代表)
生年月日:1976年6月23日(当時27歳)
2003/04リーグ戦成績:29試合出場3得点
身長192cm体重85kgという体躯を自由自在に操り、パトリック・ヴィエラはピッチ上であらゆる仕事を遂行した。ボール奪取は抜群、パスセンスも高い、前線に飛び出してゴールも奪うスーパーボランチ。彼がいることで、アーセナルの必殺カウンターはさらに威力を増した。
MF:ロベール・ピレス(フランス代表)
生年月日:1973年10月29日(当時30歳)
2003/04リーグ戦成績:36試合出場14得点
エレガントなドリブルで左サイドから中央へ侵入し、多くのゴールを演出したロベール・ピレス。アンリやヴィエラとのコンビネーションで相手を震え上がらせた。得点力も高く、このシーズンは14ゴールを奪っている。
MF:フレドリク・リュングベリ(スウェーデン代表)
生年月日:1977年4月16日(当時27歳)
2003/04リーグ戦成績:30試合出場4得点
ピレスとは対照的にアグレッシブなスタイルでまた違った輝きを放った。右サイドを縦横無尽に駆け回り、オフザボールの動きで相手を混乱させた。その無骨な姿も魅力的でファンを熱狂させた。キャリアの終盤にはJ1の清水エスパルスに加入し、話題となった。