ユベントス(95/96シーズン)
【写真:Getty Images】
監督:マルチェロ・リッピ(イタリア)
成績
CL:優勝
リーグ戦:2位(勝ち点58/19勝8分7敗)
国内カップ戦:ベスト16
1995/96シーズンは、ユベントスがクラブ史上2度目のヨーロッパ制覇を成し遂げた。決勝では前年の王者であるアヤックスを下している。
ユベントスは前季、セリエAで優勝を果たしており、ヨーロッパの頂点を目指してスタートを切ったシーズンだった。主将を務めたのはジャンルカ・ヴィアッリ。10番を背負うのはアレッサンドロ・デル・ピエロだった。夏にピエトロ・ヴィエルコウッドやジャンルカ・ペッソットが加入した一方で、ロベルト・バッジョをミランに放出している。
ボルシア・ドルトムント、ステアウア・ブカレスト、レンジャーズと同組だったグループステージで4連勝スタートを切ったユベントスは、首位で決勝トーナメントへ。レアル・マドリードとの準々決勝は敵地でのファーストレグを0-1で落としたが、セカンドレグで2-0の逆転勝利を収めると、準決勝はナントを下した。決勝のアヤックス戦は1-1で延長戦まで終えると、PK戦でキッカー4人が全員成功。1984/85シーズン以来2度目の優勝を成し遂げている。