3位:フアン・クアドラード(コロンビア代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:15年夏~
クラブ通算成績:267試合24得点61アシスト
代表通算成績:111試合10得点18アシスト
現在もユベントスに所属するフアン・クアドラードが3位に入った。右サイドを主戦場とし、サイドハーフやSBでプレーするクアドラードは、今季5アシストを記録し、ユベントスでの総アシスト数を61まで伸ばした。
フィオレンティーナで名を挙げ、3100万(約37.2億円)でチェルシーに移籍するもエデン・アザールやウィリアンの壁は高く、なかなか出場機会が得られなかった。しかし、ユベントスでは信頼を勝ち取り、2シーズン連続でレンタル移籍となった後に完全移籍した。
無尽蔵の体力とスピードを活かしたドリブルで右サイドを支配するクアドラードは、度重なる監督交代にあっても安定したパフォーマンスで起用され続けた。加入当初はサイドアタッカーとして果敢にゴールを狙うプレーが多かったが、チームの変化に伴いSBやWBの起用が増えるとチャンスメイク力が開花。昨季はリーグ戦30試合で11アシストを記録した。
33歳を迎えたが、そのパフォーマンスは衰えるどころか向上さえしている。昨季のチームはリーグ10連覇を逃すも自身初のリーグ戦二桁アシストを記録。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰した今季、王座奪還のために同選手の活躍は欠かせない。クアドラードが今後も記録を伸ばし続けることができるだろうか。