バルセロナ(05/06シーズン)
【写真:Getty Images】
監督:フランク・ライカールト(オランダ)
成績
CL:優勝
リーグ戦:優勝(勝ち点82/25勝7分6敗)
国内カップ戦:ベスト8
バルセロナが再びヨーロッパのトップクラブに返り咲いたシーズンが、2005/06シーズンだ。14年ぶり2回目のCL制覇を果たしている。
ライカールト体制3年目のバルセロナは、この前季にラ・リーガを制してさらに力をつけていた。サミュエル・エトーがゴールを決めまくり、ロナウジーニョがピッチに歓びをもたらした。デコやマルク・ファン・ボメル、シャビらが中盤を彩り、ディフェンスラインにはプジョール。そして、リオネル・メッシが徐々に頭角を現し始めた豪華絢爛な時期である。
CLではグループステージを危なげなく突破。決勝トーナメントでは1回戦でチェルシーとの接戦を制すと、ベンフィカを下して準決勝に進み、前季・準優勝のミランを倒して決勝に進んでいる。サン=ドニでの決勝ではアーセナルに先制を許したが、GKイェンス・レーマンの退場で10人になった相手を攻略。エトーとベレッチのゴールで終盤に逆転し、2-1で勝利を収めた。