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【写真:Getty Images】
上田綺世、前田大然、浅野拓磨にも好機?
日本サッカー協会(JFA)は20日、6月に行われるキリンチャレンジカップ2022、キリンカップサッカー2022に向けた日本代表メンバーを発表した。今回はFW大迫勇也が外れており、このポジションで誰がアピールするのかにも注目が集まる。
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日本代表の不動の1トップと言えば大迫だった。しかし、今回はコンディションが100%ではないとのことで、メンバー外になっている。
森保一監督は大迫を招集できなかったことを「残念」と語りながらも、「ここがチャンスだと思っている選手に思い切りプレーしてもらい、代表の戦力としてまた成長してもらえればなと思います」と前向きに話した。
本番までの限られた時間で、これまでの戦術を大きく変えることは考えにくい。大迫の役割をそのまま引き継げるFWが理想だが、現実的には大迫が担うポストプレーなどのタスクは簡単に真似できるものではない。となれば、現在の日本代表の1トップという枠組みので自身の持ち味を発揮できる選手が求められる。
6月の4試合でチャンスがありそうなのは、ケガから復帰した古橋亨梧が本命だろうか。上田綺世、前田大然、浅野拓磨らにも機会はあるだろう。3月の代表戦では浅野と上田が実際に起用されており、出番はあるはずだ。
いずれにしても、ワールドカップ本番までのテスト期間は残りわずか。このタイミングで不動の1トップが不在になるということは、むしろ戦い方のオプションを増やす好機だ。実際、最近は大迫がふるわなかった試合が少なくないだけに、6月のアピールは選択肢を増やす以上の成果を生むかもしれない。
この機会を活かす選手は誰になるだろうか。
【了】