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【写真:Getty Images】
セルヒオ・ブスケツ(スペイン代表)
生年月日:1988年7月16日
21/22リーグ戦成績:35試合2得点0アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:6試合1得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:2試合得点1アシスト
評価:A
昨夏に退団したリオネル・メッシからキャプテンを継承。今年の7月に34歳となるベテランだが、怪我による離脱が一度もなく、全選手で最多の公式戦50試合に出場した。パフォーマンスも安定しており、バルセロナが大崩壊しなかったのはこの男の存在があってこそだろう。
フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)
生年月日:1997年5月12日
21/22リーグ戦成績:31試合3得点3アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:6試合1得点2アシスト
21/22リーグ杯成績:2試合0得点0アシスト
評価:B
世界最高峰の中盤のプレイヤーは今季も攻守に躍動した。公式戦46試合出場はフィールドプレイヤーではブスケツに次ぐ出場試合数であり、シーズンを通して高いパフォーマンスを披露。欲を言えばもう少し得点に絡みたかった。
ペドリ(スペイン代表)
生年月日:2002年11月25日
21/22リーグ戦成績:12試合3得点1アシスト
21/22欧州CL成績:2試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:6試合1得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合1得点0アシスト
評価:C
フル稼働だった昨季から一転、今季は怪我に悩まされるシーズンとなった。だが、出場時のパフォーマンスは“異次元”クラスで、リーグ戦に限定すると出場した12試合は無敗と好成績を収めている。逆にペドリ不在時にバルセロナは多くの勝ち点を落としており、その重要性が浮き彫りになった。
ガビ(スペイン代表)
生年月日:2004年8月5日
21/22リーグ戦成績:33試合2得点6アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:5試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点0アシスト
評価:A
昨季、ほとんどの試合に出場していたペドリがシーズンの大半を怪我で離脱する中で穴を埋めたのは、カンテラ(下部組織)出身である17歳のガビだった。1月上旬に新型コロナウイルスの影響で2試合の欠場を余儀なくされたが、それ以外は離脱がなく、デ・ヨングと並びフィールドプレイヤーではチーム2番目に多い公式戦46試合に出場。まさにフル稼働の活躍ぶりだった。
ニコ・ゴンザレス(スペインU-21代表)
生年月日:2002年1月3日
21/22リーグ戦成績:27試合2得点1アシスト
21/22欧州CL成績:4試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:3試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:2試合0得点1アシスト
評価:C
ガビと共にペドリ不在時の穴を埋めていたのが、同じくカンテラ出身のニコ・ゴンザレスだ。開幕戦でトップチームデビューを飾ると、1月まではほとんどの試合に出場していた。しかし、1月以降はペドリの復帰や自身の怪我の影響もあり出場時間が減少傾向にある。それでもトップチーム1年目からこれだけの試合数をこなせたのはクラブにとっても、ニコにとっても大きな財産になるだろう。
リキ・プッチ(スペイン)
生年月日:1999年8月13日
21/22リーグ戦成績:14試合1得点0アシスト
21/22欧州CL成績:1試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:1試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:1試合0得点1アシスト
評価:E
ガビやニコ・ゴンザレスといったカンテラ出身の若手の台頭が目立った中で、彼らの先輩であるリキ・プッチにとっては難しいシーズンとなってしまった。怪我や病気での離脱がなかったのにも関わらず、カップ戦を含めてわずか3試合の先発出場に留まった。
セルジ・ロベルト(スペイン代表)
生年月日:1992年2月7日
21/22リーグ戦成績:9試合2得点1アシスト
21/22欧州CL成績:3試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:0試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:0試合0得点0アシスト
評価:E
今季開幕戦でゴールを決めたセルジ・ロベルトだが、10月に行われた第11節ラージョ・バジェカーノ戦を最後に怪我の影響で試合に出場することができていない。
フィリペ・コウチーニョ(ブラジル代表)
生年月日:1992年6月12日
21/22リーグ戦成績:12試合2得点0アシスト
21/22欧州CL成績:4試合0得点0アシスト
21/22欧州EL成績:0試合0得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:0試合0得点0アシスト
評価:E
シャビ新監督の下でも輝きを取り戻すことができなかった。サラリーキャップの問題でフェラン・トーレスら新加入選手の登録ができなかったこともあり、冬の移籍市場でアストン・ヴィラへローン移籍で放出。5月に完全移籍へと切り替わり、コウチーニョのバルセロナでの時間は終わりを迎えた。