2位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:09年夏~18年夏
クラブ通算成績:438試合450得点131アシスト
代表通算成績:186試合115得点41アシスト
クラブ歴代最多得点記録を持つクリスティアーノ・ロナウドは、アシスト数でも2位となっている。スポルティングCPで台頭し、マンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは18歳のとき。イングランドで得点能力を開花させたロナウドは、2009年にレアル・マドリードの一員となった。
毎試合のようにゴールを重ね、バルセロナのリオネル・メッシとは毎シーズン得点王を争った。左サイドからゴールに向かっていく鋭いドリブルに加え、強靭なフィジカルと抜群のスピードでゴールを脅かす。カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルとの3トップは「BBC」と呼ばれ、驚異的な得点力を持っていた。レアルではチャンピオンズリーグで6度の得点王に輝いたが、4度目の欧州制覇を成し遂げた17/18シーズン限りでユベントスへ移籍。昨夏には古巣マンチェスター・ユナイテッドに移籍している。
フロレンティーノ・ペレス会長はロナウドを「アルフレッド・ディ・ステファノの継承者」と表現している。1950年代から60年代にかけて活躍し、世界最高のクラブへとレアルを押し上げたレジェンドと同様に、ロナウドは9年間でレアル史上に残る活躍を見せた。
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