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最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード、“給料が高すぎる”5人。総額95億円。期待を裏切る男たち

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:イスコ

イスコ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年4月21日(30歳)
年俸:1100万ユーロ(約15億円)
週給:21万ユーロ(約2900万円)
21/22リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト

 2013年にレアルの一員となったイスコは、チームメイトから「マヒア(魔法)」と呼ばれるようになる。このスペイン人MFのプレーを一度目にすれば、なぜロッカールームでこのように呼ばれていたのか一瞬で納得できる。

 ボールをおもちゃのようにいとも簡単にコントロールし、ドリブルでは華麗な足技を巧みに使いこなし、相手をさらっとかわしてしまう。イスコの持つ武器を挙げたら切りがない。このスペイン人ファンタジスタはクラブでもスペイン代表でも、常にピッチに華やかさを与えた。しかし、チームは度重なる指揮官の入れ替わりによるシステムの変更を余儀なくされ、イスコは自身特有のプレースタイルやフィジカル面の弱みなどがシステムにフィットしないことから、19/20シーズンから徐々にベンチを温めるようになる。

 今季ラ・リーガ出場時間はわずか304分。イスコの有するテクニックは未だ世界レベルではあるものの、カルロ・アンチェロッティ監督はフェデ・バルベルデやエドゥアルド・カマヴィンガなどの選手を好んで起用している。出場機会に恵まれていないとはいえ、年俸1100万ユーロ(約15億円)は高額であり、全くもって年俸に合った仕事をしていない。

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