アーセナルの穴となったのは
ニューカッスルの90分通して高いパフォーマンスをみせたこともあるが、”アーセナルがダメだった”という方が正しいだろう。
自陣で不用意なミスを連発。ニューカッスルにハイプレスを仕掛けられているにも関わらず、緩いパスで何度もインターセプトされていた。8分にはラムズデールの蹴ったボールを相手FWに触られ、あわや失点といった場面すらあった。
アーセナルはチーム全体のパフォーマンスが低かったわけだが、中でもグラニト・ジャカとモハメド・エルネニーのダブルボランチは穴となっていた。
ボランチの1人が高い位置までプレスに出ると、そのスペースを突かれてチャンスを作られていた。
14分の場面がまさにこれだ。CBからパスを受けたジョエリントンにエルネニーが引き出されると、空いたスペースにブルーノ・ギマランイスに入られ、チャンスを作られている。
また、先制点を決められた場面では、エルネニーのマークが軽率だった。ジョエリントンのマークに付いていたにも関わらず、プレスが遅れ、簡単に振り切られると鋭いクロスを上げられ、オウンゴールを招いてしまっている。これにより対応が遅れると鋭いクロスを上げられ、オウンゴールを招いてしまっている。
この2人が機能しなかったために、ギマランイスやジョエリントンに自由を与えてしまい、90分間通して主導権を握られたアーセナルは上手く攻撃も機能せず、2-0の敗戦を喫した。