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【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトを残留に導いた遠藤航
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間14日に今季最終節となる第34節の各試合が行われた。劇的決勝ゴールでシュトゥットガルトを1部残留に導いた遠藤航は、独誌『キッカー』の最終節ベストイレブンにも選出されている。
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16位で最終節を迎え、ケルンに勝てなければプレーオフ出場となる状況だったシュトゥットガルト。1-1のスコアで後半アディショナルタイムを迎えたが、92分に遠藤がダイビングヘッドで劇的な勝ち越しゴールを押し込み、15位に順位を上げて1部残留を決めた。
『キッカー』誌はこの試合の遠藤に対してチーム最高タイの「2」と高採点(ドイツでは1から6までで数字が小さいほど高評価)。シュトゥットガルトから唯一となる最終節のベストイレブンにも選出している。
遠藤の同誌ベストイレブン選出は今季3回目であり、シュトゥットガルトではDFコンスタンティノス・マヴロパノスと並んで最多タイ。今季のブンデスリーガでプレーした日本人選手の中でも単独最多となった。他にはシュトゥットガルトのチームメートである伊藤洋輝と、ボーフムの浅野拓磨、フランクフルトの長谷部誠が各1回選ばれている。
今季もほぼ皆勤に近い33試合に出場した遠藤に対し、『キッカー』誌による年間平均採点は「3.50」。リーグ全体で104位とそれほど高いわけではないが、日本人選手では伊藤(3.73)や鎌田大地(3.85)らを抑えて最も高評価となった。
【了】