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最悪の無駄遣い…。チェルシー、“給料が高すぎる”5人。ガッカリなクラブ最高給取り、決定力不足の快速FWも

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ロス・バークリー(イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1993年12月5日
年棒:520万ユーロ(約6.2億円)
週給:10万ユーロ(約1200万円)
21/22リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

 エバートンの下部組織出身のロス・バークリーはアカデミー時代から多くの元サッカー選手から「イングランド史上最も才能のある選手」と評され、17歳でプロデビューを飾った。同クラブの下部組織出身であるウェイン・ルーニーとも度々比較されており、ロメル・ルカクやジェラール・デウロフェウらと共に若くしてエバートンの攻撃陣を牽引する存在となった。

 18年1月にチェルシーへとステップアップ。かつてフランク・ランパードが着用していた背番号8を継承するなど大きな期待を背負って加入した。2018/19シーズンや2019/20シーズンは比較的多くの試合に出場したが、メイソン・マウントら若手の台頭もあって序列が下落。2020/21シーズンはシーズン終了後に控えるユーロ2020(欧州選手権)出場を目指してアストン・ヴィラへローン移籍した。

 ヴィラ加入から5試合で2ゴール1アシストと圧巻の活躍を披露したが、第9節ブライトン戦で負傷するとこれが悪い方向に。怪我から復帰して以降も一向にコンディションが戻らず、ベンチスタートとなる機会が増えた。こうした背景もありヴィラはバークリーを買い取らず、21年夏にチェルシーに復帰。自身がローン移籍していた期間中に監督に就任したトーマス・トゥヘルの信頼を掴むことができず、2022年以降はFAカップ3回戦のチェスターフィールド戦の途中出場と決勝のリバプール戦の途中出場のみとなっている。年俸520万ユーロ(約6.2億円)という金額はチアゴ・シウバやメイソン・マウント、エドゥアール・メンディらより高額であり、全く試合に関与していない選手に対して支払う額としてはあまりにも高額である。

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