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日本代表 3年前

サッカー日本代表、歴代背番号9の系譜。中山雅史、西澤明訓、高原直泰、岡崎慎司、W杯で最もゴールを決めたストライカーは…

シリーズ:日本代表、背番号の系譜 text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツW杯

0501daihyo2006
オーストラリア戦の先発メンバー

監督:ジーコ
戦績:グループステージ敗退

背番号9:高原直泰(ハンブルガーSV)
生年月日:1979年6月4日(27歳)
個人成績:3試合出場/0得点0アシスト

ワールドユースやシドニー五輪でエースとして活躍し、A代表にも定着した高原直泰だったが、2002年の日韓ワールドカップは直前にエコノミークラス症候群を発症してメンバーから落選。それでも復帰後はJリーグで活躍して得点王とMVPに輝くと、03年に活躍の場をドイツに移した。

ジーコジャパンではエースとして活躍し、ドイツワールドカップ本大会のメンバーにも選出された。初戦のオーストラリアに先発した高原は21分に鋭い切り替えしからミドルシュートを放つも、ボールは惜しくも枠の外へ。日本は中村俊輔のゴールで先制したものの追加点を奪えず、終盤に3失点を喫して敗れた。

続くクロアチア戦は相手の猛攻を受ける展開となった。宮本恒靖が与えたPKは川口能活がセーブして窮地を凌ぐ。しかし、高原には大きなチャンスが訪れることなく、試合はスコアレスで終わった。巻誠一郎と玉田圭司が2トップを組んだブラジル戦はベンチスタートとなり、2点のビハインドを負った60分から出場したが、ゴールに絡むプレーは見せられなかった。

無念の落選となった日韓大会から4年。ドイツで実績を積み、27歳という脂がのった年に迎えた大舞台で、黄金世代が誇るストライカーは結果を残すことができなかった。

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