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ウェンブリーはまさに“鬼門”。チェルシーMFマウントの悔しすぎる不名誉記録とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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メイソン・マウント
【写真:Getty Images】



またもウェンブリーで敗戦を味わったマウント

 イングランド・FAカップ決勝のチェルシー対リバプール戦が現地時間14日に行われ、0-0からPK戦でリバプールが優勝を飾った。チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントは、あまりにも悔しい連敗記録を“6”に伸ばしてしまっている。



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 今季のイングランド国内カップ戦では、カラバオ・カップ(リーグ杯)決勝に続いての再戦となった両チーム。その結末も前回と同じく、PK戦の末にリバプールが接戦を制してタイトルを手に入れた。

 これでチェルシーは、FAカップで3年連続の決勝に進みながらも全て準優勝。2019/20シーズンはアーセナルに、昨季はレスター・シティに決勝で敗れていた。決勝での3年連続敗戦は150年間に及ぶ大会の歴史の中でも初となる不名誉記録だ。

 リーグ杯も含めれば、チェルシーはウェンブリー・スタジアムで過去3年間に戦った4回のカップ戦決勝に全て敗れたことになる。だが、マウントにとってはそれだけではない。

 昨年6月にはユーロ2020(欧州選手権)決勝もウェンブリーで開催されたが、地元のイングランド代表はイタリア代表に敗れて準優勝。マウントはこの試合にも、チェルシー所属のイングランド代表選手では唯一出場していた。

 さらにマウントは、ダービー・カウンティにレンタルされていた2018/19シーズンにもウェンブリーでプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝を戦い、アストン・ヴィラに敗れる結果に終わった。個人としてはウェンブリーでの決勝戦で実に6連敗という悔しい思いを味わっている。

【了】

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