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アーセナル指揮官、判定への苛立ち堪える「ウソのつき方は知らないから黙る」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ミケル・アルテタ
【写真:Getty Images】



ソン・フンミンとホールディングがバチバチ

 アーセナルは12日のプレミアリーグでトッテナムに0-3で敗れた。ミケル・アルテタ監督は、判定に対する怒りを堪えるのに必死なようだ。英『スカイ・スポーツ』で試合後にコメントを残している。



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 この一戦では33分にアーセナルのDFロブ・ホールディングが退場になった。裏に出たボールに対してホールディングとトッテナムFWソン・フンミンが競争する格好になった際、ホールディングの肘がソン・フンミンの顔を捉え、2枚目のイエローカードが出ている。

 ただ、アーセナル側からすると納得がいかないのは、それ以前のプレーだ。たびたびやり合っていた2人。その中でソン・フンミンは2人が倒れている際にホールディングの顔に肘打ちを見舞っていることははっきりと映像に残っている。ソン・フンミンはおとがめなしで、ホールディングが退場というのは、アーセナルとしては不満が残るところだ。

 アルテタ監督は試合後、「レフェリーについて私が思うことを言おうものなら、6カ月のベンチ入り禁止になってしまう。私はウソのつき方が分からないから黙っておくことにする」と、こみ上げる怒りを抑えた。

 それでも不満は抑えきれず、「レフェリー陣はカメラの前に来て、判定について説明してほしい。美しいゲームが壊されてしまって残念だ」と述べている。

 両チームにとって大事なノースロンドンダービーを落とした4位アーセナル。5位トッテナムとの勝ち点差は1まで縮まった。

【了】

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