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チェルシーの希望! 最強の逸材3人。来季の戦力として期待されるCB、アザールと比較されるドリブラーも

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:イアン・マートセン(オランダU-21代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:2002年3月10日(20歳)
トップチーム通算成績:1試合0得点0アシスト
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)

 イアン・マートセンも来季以降、チェルシーのトップチームに入る可能性のある選手の1人だ。フェイエノールトやスパルタ・ロッテルダム、PSVといったオランダ屈指の育成の名門クラブを渡り歩いたマートセンは、18年夏にチェルシーアカデミーに加入。2019/20シーズンにはトップチームデビューを果たしている。

 本職は左SBだが、左サイドであればどこでもプレーできる万能性が持ち味で、オランダの年代別代表では足下の技術を買われて中盤でもプレー。167cmとかなり小柄な選手だが、スピードを活かしたプレーで攻守に戦うことができる選手だ。

 2020/21シーズンは3部のチャールトン、今季は2部のコベントリー・シティへローン移籍し、いずれのクラブでも定位置を確保。3-5-2や3-4-1-2といったフォーメーションを採用しているコベントリーでは左WBで出場していることもあり、21年11月にベン・チルウェルが今季絶望の怪我を負った際にはリコールも検討されていた。現在レギュラーのマルコス・アロンソは今年中に32歳になることもあり、左WBの世代交代が検討されている。下部リーグで着実に結果を残してきたマートセンもその後釜候補となるだろう。

【了】

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