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【写真:Getty Images】
残留には最終節で奇跡が必要なビーレフェルト
ドイツ1部のアルミニア・ビーレフェルトがこのまま来季2部へ降格したとすれば、MF奥川雅也は他クラブへ移籍することになるのかもしれない。降格時に有効となる契約解除金条項が設定されているとも報じられている。
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リーグ戦の直近10試合で2分け8敗と苦しい戦いが続いているビーレフェルトは、最終節を残して自動降格圏の17位に位置しており、プレーオフ圏の16位シュトゥットガルトとは勝ち点3ポイント差。さらに得失点差でも7点リードされており、残留に望みを繋ぐためには最終節で奇跡とも言えるほどの結果が必要となる。
奥川もチームの中心選手の一人として奮闘してきたが、2部降格を強いられた場合には移籍も考えられるようだ。独紙『シュポルト・ビルト』が報じたとして複数メディアが伝えたところによれば、奥川の契約には、チームが降格した場合には移籍金500万ユーロ(約6億8500万円)で移籍が可能になる条項が設定されているという。
500万ユーロはビーレフェルトにとっては大きな金額。買い手となるクラブが現れたとすれば、1部復帰に向けた新たな補強を行うための貴重な資金になるという見通しも伝えられている。
2月以降は得点のない奥川だが、今季のビーレフェルトでチーム最多の8得点を記録するなど活躍を見せてきた。獲得を希望するクラブは出てくるのだろうか。
【了】