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最悪の無駄遣い…。アーセナル、“給料が高すぎる”5人。全く存在感のないレフティー、大人しすぎる最高給取りとは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表)

アレクサンドル・ラカゼット
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年5月28日
年俸:946万ユーロ(約11.3億円)
週給:18万2000ユーロ(約2200万円)

 下部組織時代から過ごすリヨンで爆発的な活躍を披露していたアレクサンドル・ラカゼットは、2017年にアーセナルの一員に。移籍金は当時のクラブ史上最高額となる5300万ユーロ(約64億円)とされている。そのラカゼットはプライベートでも仲の良いピエール=エメリク・オーバメヤンと共にゴールを量産するなど、近年勢いのないチームで印象的な姿を披露していた。

 しかし、在籍5シーズン目となった今季は静かだ。開幕スタートダッシュに失敗し、シーズン中盤戦は復調したものの、ここにきて再び失速。チームの主将であるが、先月には複数クラブと交渉中であることを認める発言をするなどモチベーションの面が怪しく、現在は若いエディ・エンケティアにポジションを奪われている状況とサポーターを満足させられていない。

 ラカゼットはここまでリーグ戦で4得点をマークしているが、そのうち2点はPKによるもの。もちろんリンクマンとしての貢献度は高いが、やはりFWとしては寂しすぎる数字と言わざるを得ない。オーバメヤンがバルセロナへ去ったことでアーセナルの最高給取りとなった同選手だが、主将としての振る舞いや結果だけを見れば、946万ユーロ(約11.3億円)という金額には見合っていない。


【了】

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