フットボールチャンネル

最悪の無駄遣い…。アーセナル、“給料が高すぎる”5人。全く存在感のないレフティー、大人しすぎる最高給取りとは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ベルント・レノ(ドイツ代表)

ベルント・レノ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年3月4日
年俸:520万ユーロ(約6.2億円)
週給:10万ユーロ(約1200万円)
21/22リーグ戦成績:4試合9失点

 レバークーゼンでドイツ屈指のGKへと成長したベルント・レノは、2018年夏にアーセナルへやって来た。当初は世界最高峰のGKペトル・チェフのバックアッパーという立場だったが、同選手が負傷したことにより出場機会を得ると、以降レギュラーに定着。2019/20シーズンには不調にあったチームにおいて孤軍奮闘し、アーセナル年間最優秀選手で見事2位に輝いた。

 レノはこれまで驚異的な反射神経を活かした神セーブで何度もアーセナルを救ってきた。その一方で、バックパスの処理を誤るなど軽率なミスを犯すことも多く、とくにボールポゼッションを志向するミケル・アルテタ監督の元ではそのあたりがより不安視されるようになってしまった。その結果、クラブは昨年にシェフィールド・ユナイテッドからアーロン・ラムズデールを獲得している。

 ラムズデール加入後、レノはアルテタ監督によってスタメンの座から降ろされてしまうことに。現在に至るまで正守護神の座を奪い返すことができておらず、今季プレミアリーグでの出場はわずか4試合、公式戦出場もたったの8試合に留まってしまっている。セカンドGKとしては申し分ない人材かもしれないが、年俸などの金額面を見れば、決してポジティブには捉えられない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!