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セリエA 3年前

ユベントスの希望! 最強の逸材3人。日本でも話題となったテクニシャン、191cmの怪物DFも

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:コニ・デ・ヴィンター(U-21ベルギー代表/ユベントスU-23)

コニ・デ・ヴィンター
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年6月12日
トップチーム通算成績:2試合0得点0アシスト
市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)

 ベルギーのアントワープで生まれたコニ・デ・ヴィンターは、シティパイレーツ・アントワープでキャリアをスタートし、2015年までプレーした。その後リールセSK、ズルテ・ワレゲムの下部組織在籍を経て、2018年にユベントスへ加入。同クラブ史上初のベルギー人プレーヤーとなった。現在はU-23チームで主力として奮闘を続けており、今季のセリエC-AではDFながら2得点を奪っている。

 そんなヴィンターはすでにトップチームからも高い評価を得ている。今季のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第5節チェルシー戦でトップチームデビューを飾ると、翌第6節マルメ戦ではユベントス史上最年少でのCL先発出場を掴み取り、見事1-0勝利に貢献した。その試合後、マッシミリアーノ・アッレグリ監督からは「彼のパフォーマンスにはとても満足している」と評価されており、さらにクラブの副会長であるパベル・ネドベド氏からは「彼は本当に強い選手になることができると思う」と絶賛された。ちなみに「試合前はあまり緊張しない」タイプのようで、マルメ戦の前日も「よく眠れた」よう。19歳ながら、すでに逞しいメンタルを備えていると言えるだろう。

 身長191cmという魅力的な体格から繰り出される圧巻のパワーで相手を封じるだけでなく、右サイドバックとボランチでもプレー可能という万能性も持つヴィンターは、最終ラインの高齢化が進むユベントスの希望と言っても過言ではない。セリエAデビューを果たす日も、そう遠くはないだろう。ちなみに自身のアイドルは同じベルギー人のヴァンサン・コンパニ。ユベントスではジョルジョ・キエッリーニから多くのものを吸収しているようで、同じ言語を話すだけでなく年齢も割と近いマタイス・デ・リフトとは良い関係を築けているようだ。


【了】

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